Title : |
MR angiographyによる肺門部血管の評価 |
Subtitle : |
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Authors : |
伊藤哲思, 高橋秀暢, 井田正博*, 加藤治文** |
Authors(kana) : |
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Organization : |
東京都立荏原病院外科, *東京都立立荏原病院放射線科, **東京医科大学外科第1講座 |
Journal : |
The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY |
Volume : |
46 |
Number : |
3 |
Page : |
280-286 |
Year/Month : |
1998 / 3 |
Article : |
報告 |
Publisher : |
日本胸部外科学会 |
Abstract : |
肺・縦隔疾患の肺血管評価にエコー時間(TE=3msec)の短い3D FLASH(Fast Low-Angle Shot)法によるMR angiography(MRA)を施行し, 従来の肺血管造影(PAG)との比較検討を行った. 対象は1995年4月より1996年9月までに当院でMRAを行った胸部外科症例24例(原発性肺癌15例, 転移性肺腫瘍2例, 良性肺疾患5例, 食道癌1例, 縦隔悪性リンパ腫1例)である. 手術所見をGolden Standardとし, MRA及びPAGでの所見と比較した. 24例中20例が術中所見と一致した. 不一致例は1例が術前MRAで肺動脈浸潤, 2例が肺静脈浸潤と判定されていたが手術時の所見で浸潤がみられなかった. 残りの不一致1例は術前MRAで特に所見がなかったが, 開胸時肺静脈や心嚢に浸潤がみられた. しかし不一致4例はいずれもPAGでも同様の所見を示していた. |
Practice : |
臨床医学:外科系 |
Keywords : |
MR angiography, 肺血管造影, 肺腫瘍, 肺血管 |