Title : |
脊髄虚血に伴う興奮性アミノ酸による神経障害の研究(3)‐グルタミン酸受容体拮抗薬の脊髄保護効果‐ |
Subtitle : |
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Authors : |
中道司, 川田志明 |
Authors(kana) : |
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Organization : |
慶應義塾大学医学部外科 |
Journal : |
The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY |
Volume : |
46 |
Number : |
9 |
Page : |
854-859 |
Year/Month : |
1998 / 9 |
Article : |
報告 |
Publisher : |
日本胸部外科学会 |
Abstract : |
背景:近年動物実験において低体温による脊髄保護の作用機序として細胞外への興奮性アミノ酸の放出抑制が関与すること, また長時間の超低体温循環停止モデルにおいてグルタミン酸受容体拮抗薬による脳保護効果が報告されている. 目的:教室で開発したウサギ遅発性対麻痺モデルを用いて, グルタミン酸受容体拮抗薬であるMK-801及びNBQXの脊髄保護効果を実験的に検討した. 方法: New Zealand white rabbitを用いてハロセン吸入麻酔下, 無菌的に開腹し腎動脈下腹部大動脈を39℃の溶液で5分間局所灌流した. I群(n=6):L-glutamate20mM溶液10mlで灌流, II群(n=6):MK- 801 3mg+L-glutamate20mM溶液10mlで灌流, III群(n=6):NBQX3mg+L-glutamate20mM溶液10m1で灌流の3群に分け実験を施行した. . |
Practice : |
臨床医学:外科系 |
Keywords : |
グルタミン酸神経毒性, 遅発性対麻痺, MK-801, NBQX |