Title : |
大動脈弁位小口径サイズSt. Jude Medical人工弁の遠隔期における弁機能評価-ドブタミン負荷心エコー法を用いて- |
Subtitle : |
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Authors : |
島袋高志, 竹内靖夫, 五味昭彦, 中谷速男, 須田優司, 河野康治, 永野直子 |
Authors(kana) : |
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Organization : |
関東逓信病院心臓血管外科 |
Journal : |
The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY |
Volume : |
46 |
Number : |
12 |
Page : |
1285-1291 |
Year/Month : |
1998 / 12 |
Article : |
報告 |
Publisher : |
日本胸部外科学会 |
Abstract : |
大動脈弁位に対し小口径サイズSt. Jude Medical人工弁(SJM)弁置換を行ったいわゆる狭小弁輪症例(男性21mm以下, 女性19mm以下)に対しドブタミン負荷心エコー検査法を用いてその選択の妥当性の評価を行った. 1988年9月から1996年11月の間に施行されたAVR連続110例(男女比80:30)中, 小口径サイズのSJM弁置換となった30例(男女比14:16)であり, そのうち19例(男女比6:13)が対象となった. 平均観察期間は38.2カ月であった. 安静時及びドブタミン負荷時(5, 10, 20μg/kg/min)の各段階において心エコーで心拍出量, 圧較差, 有効弁口面積(EOA), 及び性能指標(PI)を算出した. 弁サイズと患者とのマッチングの指標にはEOAindex(EOA/BSA)を用いた. ほぼ全例で心係数, 心拍数, 及び人工弁間の圧較差が安静時から負荷時で有意に増加した. |
Practice : |
臨床医学:外科系 |
Keywords : |
狭小大動脈弁輪, ドブタミン負荷テスト, 人工弁間圧較差, Doppler法 |