アブストラクト(46巻7号:The Japanese Journal Of Thoracic And Cardiovascular Surgery)

Title : 低左心機能を伴う高齢者動脈管開存症にカテーテルによるコイル塞栓術を行った1例
Subtitle :
Authors : 渡辺卓, 斎藤春夫*, 畑正樹, 三浦誠**, 洞口正之***, 田林晄一
Authors(kana) :
Organization : 東北大学医学部胸部外科, *東北大学医学部放射線科, **宮域県立瀬峰病院心臓血管外科, ***東北大学医療短期大学放射線科
Journal : The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY
Volume : 46
Number : 7
Page : 643-646
Year/Month : 1998 / 7
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 左心機能の低下した64歳の動脈管開存症に対しsnare法及び, 2本のコイルの挿入方向を順行性及び逆行性に交差させるcross catheter法を用いたコイル塞栓術を行った. 術後, 少量の遺残短絡が認められたが7カ月目のエコーにて消失が確認された. 動脈管開存症(Patent ductus arteriosus,PDA)は,幼少時に診断治療されていることが多いが,幼少時に症状がなく高齢に達する症例1)2),また,手術後の遺残短絡,再開通を放置して高齢になる症例3)も存在する. これらの症例の多くは長期間の心負荷により鬱血性心不全を呈することが多く手術に際しては心機能の低下,肺高血圧症,血管壁の石灰化及び脆弱性典の要因により危険性を伴うことがある4)5). 経皮カテーテルによるPDA塞栓術は手術に較べ侵襲が少なく,特にコイル塞栓術は近年,小児例の比較的小さなPDAで行われ良好な結果を得ている6)~8).
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 高齢者PDA, コイル塞栓, Snare法, Cross catheter法
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