アブストラクト(46巻8号:The Japanese Journal Of Thoracic And Cardiovascular Surgery)

Title : 全身性エリテマトーデスを合併した心房中隔欠損症の1治験例
Subtitle :
Authors : 岡村達, 横山晋也, 高英成
Authors(kana) :
Organization : 京都第二赤十字病院心臓血管外科
Journal : The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY
Volume : 46
Number : 8
Page : 730-732
Year/Month : 1998 / 8
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 症例は47歳, 女性. 1991年から全身性エリテマトーデス(SLE)の診断でステロイド治療(プレドニン20mg内服)を受けていた. 1996年5月頃, 収縮期雑音と胸部X線写真にて心拡大を指摘, 心臓超音波検査・心臓カテーテル検査にて心房中隔欠損症(左右短絡率78.8%, 左右短絡量11.8l/min)と診断され, 心房中隔欠損パッチ閉鎖術を施行した. 経過は良好で術後15日目で退院となった. SLE合併先天性心疾患に対する開心術は極めてまれであると思われたのでわれわれのステロイド投与法と若干の文献的考察を加えて報告する. 全身性エリテマトーデス(以下SLE)は全身の諸臓器を障害する炎症性疾患である. ステロイド療法の進歩により予後は著しく改善された. 長期生存例が増加するに従って, 心疾患合併症例も散見されるようになった. われわれは, SLEを合併した心房中隔欠損症(以下ASD)に対し根治術を施行し良好な結果を得たので文献的考察を加え報告する.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 全身性エリテマトーデス, 心房中隔欠損症, ステロイド
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