| Title ： |
冠状動脈3枝病変を合併した上行弓部・Crawford II型胸腹部大動脈瘤（Mega-aorta）の1治験例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
山城聡, 坂田隆造, 中山義博, 浦正史, 新井善雄, 杉本亮大 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
熊本中央病院心臓血管外科 |
| Journal ： |
The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY |
| Volume ： |
46 |
| Number ： |
8 |
| Page ： |
737-742 |
| Year/Month ： |
1998 / 8 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
上行弓部大動脈瘤, Crawford II型胸腹部大動脈瘤（Mega-aorta）に虚血性心疾患（左冠状動脈主幹部を含む3枝病変）を合併した71歳の女性に対し, Elephant Trunkを用いて脳分離体外循環下に上行弓部大動脈人工血管置換術及び冠状動脈バイパス術（CABG）を施行. その5カ月後に, 腹部主要4分枝及び脊髄動脈再建を含む胸腹部大動脈全置換術を施行した. 脊髄動脈は分節的遮断下に, 確認できる脊髄動脈を順次ボタン法にて再建. 腹部主要分枝は選択的灌流にて術中臓器虚血を予防した. 術後不全麻痺, 肝機能障害, 腎機能障害を認めず経過は良好であった. 二期的大動脈全置換術に加え冠状動脈バイパス術を施行し, 良好な結果を得た1例を経験したので報告する. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
冠状動脈バイパス術, 二期的大動脈全置換術, 上行弓部大動脈瘤, 胸腹部大動脈瘤, Elephant Trunk |
