アブストラクト(46巻10号:The Japanese Journal Of Thoracic And Cardiovascular Surgery)

Title : 低侵襲再冠状動脈バイパス術の2例
Subtitle :
Authors : 織田禎二, 野島武久, 小野宏志
Authors(kana) :
Organization : 浜松労災病院心臓血管外科
Journal : The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY
Volume : 46
Number : 10
Page : 1052-1056
Year/Month : 1998 / 10
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 冠状動脈バイパス術後狭心症で左前下行枝への静脈グラフト閉塞の2例に対してMinimally invasive direct coronary artery bypass surgery(MIDCAB)を用いて再冠状動脈バイパス術を施行した. 2例とも左前胸部に10cm前後の皮膚切開を置き, 第3ないし第4肋間開胸にて左内胸動脈を剥離して, 前回吻合部末梢の左前下行枝に人工心肺を用いず, 心拍動下に吻合した. 2例とも術後の回復が早く, 術後約1週間でグラフト造影を行い, 吻合部狭窄なく良好に開存していることを確認して術後約2週間で退院した. 本法は再手術においても初回手術とほぼ同じ手技にて施行可能であった.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 再冠状動脈バイパス術, MIDCAB
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