アブストラクト(46巻11号:The Japanese Journal Of Thoracic And Cardiovascular Surgery)

Title : 低体重児の動脈管開存症に対する外科治療の成績
Subtitle :
Authors : 打田俊司, 今井康晴, 高梨吉則, 星野修一, 瀬尾和宏, 寺田正次, 青木満, 長嶋光樹
Authors(kana) :
Organization : 東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器小児外科
Journal : The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY
Volume : 46
Number : 11
Page : 1088-1092
Year/Month : 1998 / 11
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 1980年から1994年までに動脈管開存症(以下PDA)に対し外科治療を施行した低体重児17例を対象とし, 出生時体重別に2群に分類した. I群(1,000g未満)10例:713±174g, II群(1,000g以上2,500 g未満)7例:1,631±331gであった. 手術時日齢は, I群22.1±15.4日, II群14.3±11.4日であった. 両群ともに他の心血管奇形の合併を認めなかった. 術式はII群の1例で切離術を施行した以外, 全例結紮術であった. 2群間で術前術後の呼吸状態と予後を比較検討した. (1)手術成績:両群ともに心臓死を認めず, I群では術後30日以内の早期死2例(急性腎不全, 壊死性腸炎(以下NEC)各1例), 術後30日以降の病院死を3例(NEC, 急性副腎不全, 気管食道痩, 各1例)であった. II群には死亡例を認めなかった.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 動脈管開存症, 新生児呼吸窮迫症候群, 低出生体重児, 外科手術, 壊死性腸炎
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