アブストラクト(46巻11号:The Japanese Journal Of Thoracic And Cardiovascular Surgery)

Title : 高度気道浸潤を伴う進行・再発食道癌に対するDumon型気道ステント挿入例の検討
Subtitle :
Authors : 大原正範, 安部達也, 田邊康, 草野真暢, 久須美貴哉, 岡安健至, 細川正夫
Authors(kana) :
Organization : 恵佑会札幌病院外科
Journal : The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY
Volume : 46
Number : 11
Page : 1093-1096
Year/Month : 1998 / 11
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 高度気道浸潤を伴う進行・再発食道癌13例に対し気道狭窄を改善するためにDumon型気道ステントを計16本挿入した. 両側声帯麻痺の2例を除いて他の11例は翌日呼吸困難が改善し, その中6例で一時退院可能となった. 放射線治療哉いは化学療法が可能になった3例が150日以上生存した. なお, 食道ステントの挿入を施行した症例は4例であった. 挿入後156日及び35日目に喀血し, 死亡した症例が2例あった. 気道狭窄に対するDumon型ステント挿入は進行・再発食道癌のQOL向上及び治療成績改善に有効な治療方法の1つである.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 気道癌浸潤, 進行・再発食道癌, Dumon型ステント
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