| Title ： |
Fontan手術待機症例におけるBidirectional cavopulmonary shuntの役割 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
長泰則, 加藤木利行, 饗庭了, 井上仁人, 茂呂勝美, 尾本正, 中尾佳永, 川田志明 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
慶應義塾大学医学部外科 |
| Journal ： |
The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY |
| Volume ： |
46 |
| Number ： |
12 |
| Page ： |
1317-1323 |
| Year/Month ： |
1998 / 12 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
Fontan手術待機症例においてPulmonary vascular resistance index（PVRI）は最も重要な因子の1つであるが, 生理学的単心室を有する症例, 特に低肺血流量下ではPVRIは信頼できない数値となることがある. 1993年11月から3年間に二期的Fontan手術を目的とし, Bidirectional cavopulmonary shunt（BCPS）を施行した24例のうち遠隔生存例17例について, 術前後のPVRI等を比較しFontan手術待機症例におけるBCPSの役割を検討した. BCPS後のSaO2は75.8％から83.9％へ有意に上昇し（p＝0. 005）, Mean PAPは16. 5mmHgから9.7mmHgへと術後下降する傾向にあった（p＝0.08）. 算出可能であった16例のPVRIはBCPS前の評価では正常（≦4u・m2）3例, 中等度上昇（≦10u・m2）7例, 高度上昇（＞10u・m2）6例と高値を示す症例が多かった. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
BCPS, Single ventricular physiology, PVRI, Selection of Fontan patients, TCPC |
