アブストラクト(6巻3号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 氣管支擴張症の病理組織學的研究 氣管支擴張症の外科 第3報 |
---|---|
Subtitle : | |
Authors : | 朝倉眞, 武藤完雄 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東北大学医学部武藤外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 6 |
Number : | 3 |
Page : | 292-304 |
Year/Month : | 1958 / 3 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 氣管支擴張症は本邦に於ては稀有とされていたが, 近年胸部外科の進歩と共に左程稀有でないことが判明し, 粟田口等1), 名倉等), 鈴木等3)の比較的多數例に就ての檢索成績も發表されるに至つた. 當教室に於ても本症に關しては數年前より本多等4~9), 大方10)により數囘に亘り發表されたが, 薯者は當教室例本症50例に就て病理組織學的研究を行つた. 本症に關する病理組織學的研究の報告は内外に少なくないが, 著者は今囘の研究に當つては剔出肺に就いて區域氣管支別に末梢迄病變を追求し, 猶最近本症に於て問題となつている氣管支壁の弾力線維, 平滑筋の態度に就いて檢討し, 從来の研究に比し一歩進めた知見を得たので報告する. [検査材料及び検査所見] 氣管支擴張症手術切除55例及び剖檢3例を檢索の對照としたが, 之等の症例中には孤立性肺嚢腫(肺嚢胞)8例を見たが,この8例に就ては稿を改めて後述する. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |