アブストラクト(14巻8号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 気泡漏斗型人工肺作製に関する実験的ならびに臨床的研究 | 
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| Subtitle : | |
| Authors : | 真瀬静, 光野孝雄 | 
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 岩手医科大学第2外科学教室 | 
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 | 
| Volume : | 14 | 
| Number : | 8 | 
| Page : | 847-862 | 
| Year/Month : | 1966 / 8 | 
| Article : | 原著 | 
| Publisher : | 日本胸部外科学会 | 
| Abstract : | 「第1章 緒言」1953年Gibbon1)が心房中隔欠損症に対して人工心肺による直視下手術に成功して以来, 人工心肺の性能は著しく向上し広く使用されるようになつたが, 一般に5000cc内外の多量の新鮮血を必要としている. このことは私どものように大量新鮮血の入手困難な地方で開心術を行なう場合に遭遇した最も大きい障害であつた. 一方, Gollan2)3), Peirce4)5), Kenyon6), Niazi7)等は血流遮断時間を延長するために, 人工心肺と熱交換器による血液冷却とを併用した, いわゆる, extracorporeal coolingを実験的に研究し, 臨床的にもSealy8)9)10)11), Niazi12), Gerbode13)等により使用されるようになつた. 本法の利点はcold cardioplegiaにより静止虚血心が得られること, および組織のO2消費が低下するため小型人工肺で十分であることなどである. | 
| Practice : | 臨床医学:外科系 | 
| Keywords : | 

