アブストラクト(24巻3号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 縦隔腫瘍に関する全国集計-第1篇 縦隔腫瘍全国集計- |
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Subtitle : | |
Authors : | 寺松孝, 山本博昭, 伊藤元彦 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 京都大学結核胸部疾患研究所胸部外科学部 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 24 |
Number : | 3 |
Page : | 264-269 |
Year/Month : | 1976 / 3 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「はじめに」肺癌などと同様に, 縦隔腫瘍もまた, 近年急速に増加しつつある. 本邦においても, これについての全国集計は, 過去数回なされており, 最近では, 正岡ら1)が第16回日本医学会総会に際して, 昭和45年9月末までの症例について報告している. 今回, われわれは, 49年秋第27回日本胸部外科学会総会において, 寺松が縦隔腫瘍に関する特別講演を行うに際し, 正岡らの報告以降における縦隔腫瘍例を, 彼らの行つた方法に準じて調査し, 集計したので報告する. 「方法」正岡らの調査時, 解答を寄せられた402施設に対し, 彼らの行つた様式とほぼ同様の内容(分類等に関し)のアンケートを送付した. さらに, 縦隔腫瘍の診断のための検査法. その治療方針の大略を調査した(表1). また, 胸腺は, 重症筋無力症をはじめ, 自己免疫疾患との関連において, 近年注目されている臓器であり, 症状によつては, たとえ胸部X線検査上では, 胸腺腫は存在しないと思われる場合でも, 胸腺剔出が行われているのが現状である. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |