Title : |
緊急A-Cバイパス術におけるキーグラフトについての検討 |
Subtitle : |
原著 |
Authors : |
榊原哲夫, 渡辺真一郎, 丹志城, 明渡寛, 三嶋正芳, 児玉和久 |
Authors(kana) : |
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Organization : |
大阪警察病院心臓センター |
Journal : |
日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : |
38 |
Number : |
6 |
Page : |
1006-1010 |
Year/Month : |
1990 / 6 |
Article : |
原著 |
Publisher : |
日本胸部外科学会 |
Abstract : |
IABPを必要とする切迫心筋梗塞, 急性期心筋梗塞例の内科的予後と外科的予後を冠動脈狭窄病変の重症度及び術後残存狭窄病変の程度との関係から検討した. その結果, 緊急A-Cバイパス術の救命可能域は残存狭窄病変点数15未満, 狭心痛消失可能域は残存狭窄病変点数5未満であることが推測された. 従って, 緊急A-Cバイパス術症例25例をretrospectiveにみると理論上, 76%の症例は1本のグラフトで救命可能であり, 72%の症例は2本以下のグラフトで狭心痛消失可能であった. このようなグラフトがキーグラフトであると思われた. |
Practice : |
臨床医学:外科系 |
Keywords : |
緊急A-Cバイパス術, 冠動脈狭窄病変点数, 残存狭窄病変点数, 冠血行再建の程度, キーグラフト |