| Title ： |
原発性肺癌における核小体形成部位(Ag-NORs)の評価-特にTumor doubling timeとの関連について- |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
薄田勝男, 斎藤泰紀, 相川広一, 桜田晃, 遠藤千顕, 高橋里美, 菅間敬治, 佐藤雅美, 佐川元保, 藤村重文 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
東北大学加齢医学研究所外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
42 |
| Number ： |
4 |
| Page ： |
545-550 |
| Year/Month ： |
1994 / 4 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
原発性肺癌切除86例に対し, 核小体形成部位数(Ag-NORs)と臨床病理学的諸因子との関連を検討し, Tumor doubling time(DT)との相関関係を解析し, 生存率に及ぼす意義を検討した. (1)平均Ag-NORs数の対数変換後の分布は, 歪度が0.00486, 尖度が-0.7859と小さく, 平均Ag-NORs数は対数正規分布に従った. (2)平均Ag-NORs数とDTとは有意の相関関係(相関係数r=-0.705, p<0.001)を有した. X軸にlog(DT), Y軸にlog(Ag-NORs)をとり相関を求めると, Y=1,17-0.312X, 相関係数r=-0.886の直線回帰となった. (3)平均Ag－NORs数が3以上の46症例の5生率は35%と, 平均Ag-NORs数が3未満の40症例の74%に比較し有意に不良であった. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
原発性肺癌, 核小体形成部位(Ag-NORs), tumor doubling time, 生存率 |
