アブストラクト（45巻5号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 収縮性心膜炎に対する外科治療-東海地方各施設に対するアンケート調査結果の検討- |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 高木寿人, 広瀬一*, 東海心臓外科懇話会 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 岐阜大学医学部第1外科, *東海心臓外科懇話会 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 45 |
| Number ： | 5 |
| Page ： | 729-731 |
| Year/Month ： | 1997 / 5 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 収縮性心膜炎の外科治療に関しては, 本疾患の減少もあって1施設当たりの症例数が少ないため, 体外循環を含む補助手段の必要性にいまだ一定の見解がなく, 遠隔成績も報告が少ない. 今回われわれは東海心臓外科懇話会を構成する静岡, 愛知, 三重, 岐阜県下の34施設に収縮性心膜炎外科治療に関するアンケート調査を行い, その結果を検討した. 病因は特発性49%, 結核性29%, 開心術後10%であった. 手術死亡を含む病院死亡率は14%で, 術後合併症は心合併症に次いで肝合併症が多かった. NYHA心機能分類では, 退院時に改善しなかった症例が33%で, この内1年後に改善した症例が約3分の2と改善しなかった症例より多かった. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 収縮性心膜炎, NYHA心機能分類 |
