アブストラクト(45巻9号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 遠隔期に弁尖への過剰内膜の増殖がみられた僧帽弁位Carpentier Edwards牛心膜弁の2例
Subtitle :
Authors : 須藤恭一, 酒井章, 小山昌秋, 阿部正一, 小寺孝治郎, 大澤幹夫
Authors(kana) :
Organization : 聖隷浜松病院心臓血管外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 45
Number : 9
Page : 1568-1571
Year/Month : 1997 / 9
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : Carpentier Edwards牛心膜弁(CEP弁)は第二世代の牛心膜弁の中で耐久性の点から構造上優れていると判断し, われわれの施設でも房室弁位に用いてきた. しかし, 僧帽弁置換後9年6カ月を経過した2例で機能不全のために再弁置換術を余儀なくされた. 摘出弁では過剰内膜が弁尖に増殖して弁尖硬化を呈し, 従来の豚大動脈弁や第一世代の牛心膜弁には見られなかった興味ある所見を得た. 今後CEP弁の耐久性を論ずる場合に留意すべき点と思われたので報告した.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : CE牛心膜弁, 第二世代牛心膜弁, 弁尖への過剰内膜増殖
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