アブストラクト(1巻4号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 胸部外科學會の成り立ち
Subtitle :
Authors : 福田保
Authors(kana) :
Organization :
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 1
Number : 4
Page : 205-205
Year/Month : 1953 / 10
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 胸部外科學會が發足して以來, 僅かの間に今日見るような盛況を來したことは, 他に餘り見られないところであろう. 本年からは更に會誌の發刊を見るに至り, 有力なる醫學會分科倉としてもはずかしからぬ學會にまで發展したことは, 同慶の至りである. 時代の要求するところであるのは勿論であるが, 歴代の會長や世話人の並々ならぬ努力と會員諸君の勲心なる援助の賜であることは言うまでもないことである. 私は本會の成立に當つて, 多少關係してきたものとして少しばかり思い出でを述べさしていただくことにする. 胸部外科學會の創立は, 昭和23年の秋, 東京大學内科講堂で行われた. 昨今のように座席1000人以上の講堂でも滿員になるような學會から見て, せいぜい200人足らずの座席のある講堂で充分であつたような淋しいものであつたが, 來會者の熱心さには變りはなかつた. 私は創立當初に當つて司會の光榮に浴し, 午前中の演題を處理し進行係を相務めた.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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