アブストラクト（1巻4号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 日本胸部外科學會設立の前後 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 青柳安誠 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 1 |
| Number ： | 4 |
| Page ： | 206-207 |
| Year/Month ： | 1953 / 10 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 昭和13年の春, 尊敬する同僚荒木千里教授が歐米の留學から歸國された時に, 私はおみやげにJulius Springerの發行になるTUBERKULOSEなる一書をいたゝ゛いた. 開卷第1頁の扉に「謹呈, 青柳安誠學兄, 宿題報告『陳舊性膿胸』ノ研究ニ着手セラレントスルニ當リテ, 昭和13年4月5日, 荒木千里」と署名されてあるこの147頁の小冊子は, H.ULRICIの病院で行われた講習會での各講師の講義を編纂したものであつて, 要領よく結核に關して各部門の知識をまとめてあり, 小さいながらも, 『山椒は小粒でもからい』態の甚だ有盆な本である. この本を手渡される時, 荒木教授は私にアメリカにはThe Journal of Thoracic Surgeryという胸部外科の雜誌が刊行されている事實を告げられた. それで私は早速南江堂京都支店を通じて, 同誌を手に入れることのできるよう手配を願つたのである. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
