アブストラクト(2巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 人工氣胸肺に於ける呼吸機能の研究(第1編) |
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Subtitle : | |
Authors : | 早田義博, 篠井金吾 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東京醫科大學外科學教室 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 2 |
Number : | 2 |
Page : | 93-104 |
Year/Month : | 1954 / 2 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | [第1章 緒言] 肺結核に對する諸種の虚脱療法の進歩せる今日に於いても人工氣胸療法は尚重要な治療法の一つである. 人工氣胸療法の治癒機轉に關する説は古今未だ決定せず, Forlaniniに始つた氣胸による肺の運動を抑制する器械説や, Brauer, Jagie, Bruns等の肺虚脱の爲血液及び淋巴液の循環は緩徐となり, その鬱滞刺戟による循環説, 叉有馬氏等には虚脱肺の貧血説.又Carpi, Pigger等の免免學的見地より説明を行うものがある. 然るに今日に於いては, 外科的盧脱療法の作用機序の一つとして, 肺の換氣運動を抑制し, 肺の安静を保つ事が重要視されており, 人工氣胸により生じた萎縮肺にも當紙換氣運動の抑制が起ると信じられているのである. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |