アブストラクト(2巻5号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 氣管内麻醉に關する研究 第1篇 氣管無い麻醉下に施行した開胸手術時に於ける血液ガス及び酸鹽基平衡に就いて
Subtitle :
Authors : 石井正文, 木本誠二
Authors(kana) :
Organization : 東京大學醫學部木本外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 2
Number : 5
Page : 345-354
Year/Month : 1954 / 8
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [第1章 緒言] 氣管内麻醉下に於ける開胸手術時の血液ガス, 酸鹽基平衡に關する研究はBeecher1), Gibbon2), Taylor3), Etsten4)等の發表があり, いづれも術中動脈血炭酸ガス張力の増加, 呼吸性アチドージス並にそれに件う代謝性アチドージスを認めている. 然しその原因に關しては諸説種々で尚その意見の一致を見ていない. 我が國に於ては氣管内麻醉下に開胸手術を施行する様になつてから僅に數年を経たに過ぎないが, これ等の場合に於ける酸鹽基平衡に關する研究は未だ少くその詳細に就ての記述は見られていない. 思うに氣管内麻醉下に行う開胸手術中の生體内に起る變化は麻醉それ自體の影響に加えるに手術の影響があるため決して簡單ではない.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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