アブストラクト（3巻5号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 人體（主として肺結核症）の右左別肺活量に關する研究 （第2編）肺結核症に於ける肺手術前後の右左別肺活量の變動について |
|---|---|
| Subtitle ： | |
| Authors ： | 鈴木一郎1)2), 前田和三郎1) |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 1)慶應義塾大學醫學部外科學教室, 2)國立神奈川療養所 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 3 |
| Number ： | 5 |
| Page ： | 410-421 |
| Year/Month ： | 1955 / 4 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「第4章肺結核症に於ける肺手術前後の右左別肺活量の變動」第3章に於ては主に肺結核症の各種病型のレ線陰影と肺活量右左比との相關を檢討したが第4章では各種肺結核外科的療法主として肺切除術及び胸成術が右左別肺活量に與える影響即ち右左別肺活量減少の程度及び其の經過を檢討した. 症例は同一症例に於て術前, 術後(1～3囘)檢査を施行出來た比較的經過艮好な110例である. その手術々式による分類は第1表の如くである. 尚お手術時, 開胸は原則として第5又は第6肋骨床で行い, 部分切除の全例及び區域切除例の一部は肋骨を切除せず整復し, 他の區域切除例と上葉切除例は切除後約1カ月に追加胸成術により肋骨(2～5)を切除している. 又下葉及び中下葉切除例は肋骨は切除せず, 術後約2週間, 一部は術中に横隔膜神經捻除術を施行している. 又胸成術は總てSemb氏術式により二次又は三次に施行し切除肋骨は1～6又は1～7である. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
