アブストラクト(4巻2号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 生體内充填物質としての保存フイブリンに關する基礎的研究
Subtitle :
Authors : 夏秋正義1)2), 長石忠三1), 吉村英一2)
Authors(kana) :
Organization : 1)京都大學結核研究所外科療法部, 2)國立療養所紫香樂園
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 4
Number : 2
Page : 93-111
Year/Month : 1955 / 12
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「緒言」肋膜外充填物として嘗て用いられたものには, パラフィン(Baer), ゴム嚢(Gwerder, Schonla-nk), フマノール(Eden), ブイボコールとカルク又はアスベストとの混合物(Hein), 蜜臘ゲラチン(Schmidt), ブイボコールと牛の脾臓被膜の混合物(Katzenstein), パラフインを浸ませた海綿(Saidmann), 海綿(Schutze), ポリブイニールアルコール(E. Kehn), 流動油(Kremer, Grafその他)等がある. それ等は何れもパラフインと同程度の, 或いはそれにも劣った各種の缺點を有し, 充填物として好適なものではない. 第2次世界大戰中に發達した高分子化學は各種の合成樹脂を生み, 1947年長石, 辻, 美濃口等により續いて1948年Wilsonによリメチールメタクリレート球による肋膜外合成樹脂球充填術が提唱せられて以来, 新なる觀點から充填物の檢討が行われている.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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