アブストラクト(4巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 閉鎖循環式氣管内麻醉の基礎的研究 |
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Subtitle : | |
Authors : | 黒川正夫, 青柳安誠 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 京都大學醫學部外科學教室第二講座 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 4 |
Number : | 2 |
Page : | 138-158 |
Year/Month : | 1955 / 12 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「I緒言」戰後我國に閉鎖循環式氣管内麻酔法が導入された頃の極く初期の邦製閉鎖循環式氣管内麻酔器は, これを直ちに臨床的に使用するには餘りにも不完全であつたことは既に教室佐藤が指摘し, その改良に努力したところであるが, 我々は更にこの佐藤の改良した麻酔器が果して臨床的使用に耐え得るかどうかを動脈血中炭酸瓦斯含有量の推移から再檢討した. 次いで更にその後種々改良を加えられた邦製最新型閉鎖循環式氣管内麻酔器を驅 使して, 果して本麻酔法が從来のOpen drop methodに較べ如何に優つているかを, 瓦斯交換, 酸鹽基平衡, 物質代謝の面から實驗に匡すと共に, 本麻酔法といえどもなお物質代謝障碍の惹起は避け得ざるものであり, 從つて之が2次的に呼吸機能に及ぼす惡影響は否定し難く, 此處に根本的な物質代謝障碍防止對策の必要を知つてこの點を犬を用いて實驗に匡したのである. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |