アブストラクト（3巻4号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肋膜外氣胸術の經驗 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 海塩毅一 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 由利組合病院 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 3 |
| Number ： | 4 |
| Page ： | 296-300 |
| Year/Month ： | 1955 / 3 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「I緒言」1891年フランスのTufferにより初めて試みられた肋膜外氣胸術は其の後ドイツ, フランス等で多くの人により追試研究されたが, 剥離腔の出血とその排除及び剥離腔の再癒着の問題をはじめとして, 腔内の結核性又は非結核性の化膿即ち膿胸とかの合併症に關する問題が仲々解決されずして順調な發達を遂げる事が出來なかつた. 併し近年Penicillin, SM等の抗生劑が發見されるに及んで化膿, 膿胸の問題は一應解決され, 更に1951年Cutler1)及びGaensler2)等によりStreptokinase, Streptodornaseの使用が試みられ, 本療法の最大の難關である腔内出血々塊の排除, 剥離腔の再癒着防止乃至氣胸腔維持の問題も解決されて今日に於ては本療法は肺結核に對する虚脱療法の一つたり得る事が明らかとなつた. 我が國に於ても昭和26年以來, 篠原, 木澤4)5)等の追試發表があるが, 私も昭和27年11月以來肋膜外氣胸を經驗したのでその成績を報告する. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
