アブストラクト(4巻4号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 青色症(Morbus Caeruleus)の手術治療に關する臨床的研究 第II編 Fallot氏四徴症の手術後の臨床的所見及び血行動態の變化について |
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Subtitle : | |
Authors : | 和田逹雄, 木本誠二 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東京大學醫學部木本外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 4 |
Number : | 4 |
Page : | 309-329 |
Year/Month : | 1956 / 2 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | [緒言] 肺の血流の減少した青色症に對する手術方法として現在迄文獻に見られるものは, 大別して2つに分けることが出來る. 1つはBlalock氏が1939年以來, 實驗的にその可能性を確め, 1)2)1944年Taussig氏の助言により臨床的に施行して, 輝かしい成功を收めた3)大循環系の動脈を肺動脈に吻合する吻合手術方法で, この方法はやがてPotts氏等4)の大動脈・肺動脈側々吻合法を生み, 更に多數の追試者5)~10)により施行され, いつれも良好な結果を收めている. 他の方法は, 肺動脈狹窄に直接に侵襲を加える直接心臓内手術方法で, すでに1913年Doyen氏11)によつて試みられているが, 最初の成功例は1947年Sellors氏12)によつて得られ, つゝ゛いてBrock氏13)によつて3例の成功例が報告せられて, 略ゝその確實性が實證された. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |