アブストラクト(4巻13号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 肺區域切除の基礎的研究 第1編 結核感染後肺動脈および氣管支結紮に併用した化學療法の結核病巣に及ぼす影響に就いて |
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Authors : | 入倉俊雄, 隈部英雄 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 結核豫防會結核研究所 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 4 |
Number : | 13 |
Page : | 1194-1206 |
Year/Month : | 1956 / 10 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第1章 緒言」肺結核の外科療法における直達療法の目覺しい發達は今更述べるまでもないが, この發達は麻醉技術の進歩, 手術手技の改善, 化學療法の普及, 肺機能檢査分野の進歩などによるところが大である. 特に最近目立つことは肺區域切除術が肺結核治療手技の1つとして重要な地位をしめるようになつてきたことである. しかし肺區域切除術には理論的にみて未だ多くの檢討さるべき問題點を殘している. なかんずく重要なことは肺組織の切除に際して殘存すべき隣接肺區域に屬する動脈や氣管支をあやまつて結紮した場合, この肺組織内に殘された結核病巣, または, 結紮後に出現した結核病巣がどのような經過を辿るかという基礎的の研究である. これらの問題を解明せんとして, Hanlon1), Scott2)4), Olson3), 河端5), 尾立6), 平石7), 湯淺8), 米村9), 田中17), らは動物を用いて肺動脈や氣管支などの單獨結紮を行つた場合, それらの支配域にある結核病巣への影響について檢討を加えている. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |