アブストラクト(4巻14号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 肺虚脱療法のE.K.G.に及ぼす影響 殊に術中の檢査成績
Subtitle :
Authors : 久保宗人, 山崎昭
Authors(kana) :
Organization : 國立大藏病院
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 4
Number : 14
Page : 1311-1319
Year/Month : 1956 / 11
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [緒論]肺結核に對する胸廓成形術がE.K.G.に與える影響については從來少なからぬ報告がある. それらによるとその變化を起す原因として(1)失血による變化. (2)酸素不足による變化. (3)肋骨切除の結果心臓が被る物理的影響による變化等が上げられている. 然しこれらの殆んどが術前術後のE.K.G.の檢査のみを行い, 術中の變化については豐島氏12)が4例について簡單な記載をしているに過ぎない. 胸廓成形術が大なる侵襲であり, 且つその術式から術中に肺及び心臓に著名な影響を與え得る事が當然推測せられるので, 術後に於けるE.K.G.の檢討のみならず, 術中に於ける變化をも檢討することは甚だ有意義であると考える. 私達は小數例であるが, 胸廓成形術施行中のE.K.G.の變化を詳細に追求したので報告する. 他の一時的の虚脱療法施行中のE.K.G.の變化を同樣に追求した成績については別に報告した.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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