アブストラクト(4巻14号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 肺切除術に於ける氣管枝斷端處理に關する實驗的研究 |
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Subtitle : | |
Authors : | 松本胖, 小澤凱夫 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 大阪大學翳學部第1外科 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 4 |
Number : | 14 |
Page : | 1337-1352 |
Year/Month : | 1956 / 11 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第1章 緒言」1934年Freedlanderに依る最初の計畫的な肺結核に對する肺切除術の成功以來, 今日の肺結核に對する外科的療法中, 肺切除術の占める位置は極めて重要である. 肺結核に於ける肺切除術は, その死亡率, 術中術後の患者管理, 麻醉の發達に依り, 凡そ10年以前とは面目を全く一新した感がある. 肺切除術に依る直接死は殆んど問題とするに足らなくなつた現在, その手術成績を左右する大きな要素は術後合併症である. 就中氣管枝瘻及び膿胸は最も不愉快な, そして最も屡々惹起される合併症であつて, 手術豫後に最:も重大なる影響を及ぼすものである. 我が國に於いても1947年以來, ストレプトマイシンが一般の用に供せられる樣になり, 著しくその合併症を減じたとは云え, 猶, この種の合併症を絶滅し得ない事は遺憾である. 結核肺切除術に於ける氣管枝瘻の問題に關して先人の幾多の實驗的研究, 並びに考案がなされて, 今日一般に斷端閉鎖に關して, 次の如き説が提唱されている. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |