アブストラクト(4巻15号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 結核性肋膜疾患に對する剥皮術の效果 特にその肺機能に及ぼす影響について
Subtitle :
Authors : 川村正郎1), 畠山辰夫1), 關口一雄2)
Authors(kana) :
Organization : 1)國立宮城療養所, 2)國立宮城療養所外科
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 4
Number : 15
Page : 1393-1415
Year/Month : 1956 / 12
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 第1編 術前状態 [1. はしがき] 肺結核における虚脱肺および手術肺の總肺機能に關しては, 既に幾多の報告があり, 左右別分離機能についてもJacobaeus1), Carlens2), その他3)-12)により報告されているが, 多くは健康人または單一術式による手術前後の成績であり, 各種虚脱肺または手術肺における成績の比較はわづかに北村13), 鈴木14), 早田15)によってなされているにすぎない. わたくしは剥皮術施行直前および術後1年間の肺機能を檢査したが, こゝには剥皮術を豫定した膨脹不全肺例および膿胸例の總肺機能と左右別分離機能を他の各種虚脱肺および手術肺のそれと比較檢討した成績について報告する. 2. 檢査症例 昭和27年4月以降31年5月までに檢査された肺結核患者142例で, これらはいずれも對側に病變がないか, あつても輕度で停止性の, 1側性, 空洞性肺結核患者である.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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