アブストラクト(5巻7号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 收縮性心膜炎に關する臨床的並に實驗的研究(第2報)
Subtitle :
Authors : 皆川健次, 榊原仟
Authors(kana) :
Organization : 東京女子醫科大學外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 5
Number : 7
Page : 689-709
Year/Month : 1957 / 7
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [緒言] 前報(日本胸部外科學會雜誌4卷1號)に於いて收縮性心膜炎(以下收心又はP.C.と略す. )の實驗的研究並に臨床的研究の概要を述べた. 今囘は更に他の觀點にたつた實驗的研究を進めた. 即ち左右別部分的心膜炎を作成しその血行動態を觀察すると共に其後1956年11月末迄更に11例の手術臨床例(総計17例)を重ねるに至つた. 教室で行っている胸骨正中切開法による部分的心膜切除術で充分臨床効果を擧げ得る事を重ねて實驗的並に臨床的に實證したので今囘は主に血行動態を心カテーテル法並に腦循環法を中心として2, 3の考察を行い, 加えて臨床篇に於ける病態生理と末稍静脈壓, 肝機能並に血漿蛋白像を中心として檢索を試みたのでその成果をここに報告する次第である. [第1篇 質驗篇] [第1章緒言] 前報で著者はゼラチンスポンジ(Z.sp.)と各種粉末を用い, 實驗的全面的收心犬を作成し, その血行動態の觀察を行い, 後に之を左右心系別に心膜剥離し右心系心膜剥離が静脈壓の下降著明を来たし左心系心膜剥離が, 動脈血酸素含有量の増加する事を述べた.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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