アブストラクト（5巻13号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 食道及び噴門癌根治手術後の愁訴としての食欲不振並びに術後逆流性食道炎に就いて 後編 逆流性食道炎について |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 山口逸郎, 桂重次 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東北大学医学部桂外科教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 5 |
| Number ： | 13 |
| Page ： | 1176-1186 |
| Year/Month ： | 1957 / 12 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | [第1章 緒言] 食道並びに噴門癌根治手術の今後の問題が遠隔成績の向上と術後諸機能の改善にある事は先述したが, 本手術の好ましからぬ影響の一つとして知 られた逆流性食道炎に対する対策は未だ充分為されて居ない. 私は之が対策確立の目的から術後患者に食道直達法を行つて, 之が実態を把握すると共に, 前編に於て述べた胃機能, 肝機能と対比して多少の知見を得たので報告する. 尚, 近時, 欧米に於ては逆流性食道炎予防術式に関する種々の報告があるが, 本邦に於けるこの方面の研究は聊か立遲れの感がある. この点に鑑み, 私はDillard1)の術式の追試を行い, 臨床的応用の可能性を知るに至つたので末尾に併せ報告する. [第2章 被檢者並びに檢査方法] 前編に於ける被検者37例に胃全剔出症例2例(症例38, 39)を加えた39例を対象として, 武居製作所製撮影装置付食道鏡を用いて, 食道粘膜所見を観察すると共に粘膜病変の撮影を行つた. 撮影には富士スリーSを用い, 強化現像を行つた. 而して, 之に依り得られた所見を前編に記載した胃機能, 肝機能と対比した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
