アブストラクト（6巻7号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肺部分切除創の治癒機序に關する實驗的研究 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 澁谷彰一, 齊藤昊, 片岡一朗 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 日本医科大学齊藤外科教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 6 |
| Number ： | 7 |
| Page ： | 772-789 |
| Year/Month ： | 1958 / 7 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | [緒言] 近時化学療法, 麻醉法及び輸血法などの目覚しい発達により肺外科に於け於る直達療法は著しく進歩し普及した. 肺区域切除, 部分切除の術式も今日健常肺機能を温存する意味で重要なる位置を占めるに至つた. それに伴つて肺に切除創を加える場合が多くなつて来たところから, この肺切除創の治癒機序並びに之に関する問題を解明する事は種々の術後の合併症の防止又は後療法を適正にするため必要な事である. その基礎的研究に関すする歴史はなお浅く, Olch, Ballo11（1929）, Montogomery（1944）, Porter（1947）, Joanides（1949）, Findlay（1950）, Valle-Mider（1950）, Kausel-Lindskog（1955）, 石橋（1953）, 中原（1953）, 田中（1954）, 植田（1955）, 西村（1956）らの実験研究が報告されているのみである. これら諸家の報告を見てもなお残された問題は少くない. そこで私は肺部分切除創の治癒機序に関する研究を企図しレ線学的, 組織学的に究明した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
