アブストラクト(6巻12号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 人爲心室細動実験及びHaecker氏法による血流遮断実験に於ける家兎肝の組織呼吸 |
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Subtitle : | |
Authors : | 関信夫 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東北大学医学部武藤外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 6 |
Number : | 12 |
Page : | 1180-1185 |
Year/Month : | 1958 / 11 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 先に当教室川崎1)は家兎に人為心室細動を起さしめた場合及びHaecker氏法による血流遮断時の心筋組織呼吸に関する研究成績を発表したが, 余は同時実験に於ける肝組織呼吸に与える影響を検索したのでここに報告する. [実験材料及び実験方法] 実験材料としては川崎実験家兎48羽及び其の後行つた健常成熟家兎10羽計58羽を用い, 川崎と同様の方法により一定時分人為心室細動又はHaecker氏法による血流遮断を行つた後直ちに開腹, 肝を切除, 出来得る限り迅速に組織呼吸の測定を行つた. 組織呼吸測定法は川崎, 小山2)と同様にして行つた. 但し余は測定に際しては肝切片100mgを使用したので, 乾燥重量はその1/5即ち20mgとしてQo2を計算した. 猶余は川崎の心筋組織呼吸測定と同様の方法で, 肝臓切片に就いて無機質リンゲル液を浮遊液とせる時の肝組織の内呼吸を測定し, 又一方では40分時肝組織Qo2を測定後浮遊液にコハク酸溶液を附加, 之を基質として附加後のQo2を測定し肝組織のコハク酸々化酵素系の活性度をも検索した. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |