アブストラクト(7巻1号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 肺切除後の気管支瘻に関する研究 第1報 結核切除肺における気管支切断端変化の研究を中心として
Subtitle :
Authors : 岩間定夫, 隈部英雄
Authors(kana) :
Organization : 結核予防結核研究所
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 7
Number : 1
Page : 29-45
Year/Month : 1959 / 1
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [第1章 諸言] 肺切除術の気管支瘻が肺切除術の成績を大きく左右することは今更多言を要しない. その発生原因は種々数えあげられるであろうが, 気管枝切断端の状態も軽視出来ない問題であろう. しかも気管枝切断端の変化を手術前あるいは手術時に知ることが出来るならば, 手術の運行上非常に好都合であり, 更にまた臨床所見との関連が明かにされるならば, 事前に対策もたてられるであろう. 気管枝切断端の変化についてはOlson1),  Herzer2), Andrews3), Hardy4), Hiltz5), 栗原6), 八塚7), 佐藤8), 石原9), 鈴木10), 古野11), 御厨12), 吉田13), 加納14), 中井15)等多くの学者によって研究されているが, その大部分は気管枝痩との関係にのみ言及し, 気管枝切断端所見と術前臨床所見との関係について突込んだ検討はなされていない. この意味で著者は気管枝切断端所見と術前臨床所見及び術後合併症との関連について検討を加えてみた
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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