アブストラクト(7巻1号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 大動脈の狭窄後部拡張の実験的研究
Subtitle :
Authors : 楠亨, 篠井金吾
Authors(kana) :
Organization : 東京医科大学外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 7
Number : 1
Page : 68-89
Year/Month : 1959 / 1
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [第1章 諸言] 心臓外科の目覚しい進歩と共に, 循環系疾患に対する診断法も種々考按され, 殊に心臓カテーテル法及び心臓動脈造影術の発達に伴い, 疾患の様相も明かにされて来ているが, Coarctation of the Aortaもその一つであつて, 是に関する報告は, 18世紀の中頃より始まり現在に到るまで海外に於いては増加の一途を辿り, 殊にその病態生理に関心を払われるようになり, 我国に於いても次第にその症例に接する機会が多くなつたが, Coarctationに際しては屡々その末梢部に動脈瘤様拡張を生ずる(所謂Post-Stenotic Dilatation)ことに注意が払われているが, 我国では比較的等閉に付せられ, 又その成因に関し詳細に検討しようと試みた研究は甚だ少く, 著者は本邦に於いては未だ, その報告に接していない.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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