アブストラクト(7巻3号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 巨大空洞の外科的療法,とくに空洞切開筋充填術の検討
Subtitle :
Authors : 原田経国1)2), 河合直次1), 荒木武雄2)
Authors(kana) :
Organization : 1)千葉大学医学部河合外科, 2)長野県立阿南病院
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 7
Number : 3
Page : 205-214
Year/Month : 1959 / 3
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [I. 諸言] 結核性巨大空洞症は外科的治療とくに切除術の対象となることは, 現在といえども変りはない. しかしこの一般原則が当てはまらない症例が少なくなく, 従つてその治療法も従来よりいろいろ研究されてきているが, 未だにその定説がなく, 問題の複雑性を物語つている. ここで著者は現在までの巨大空洞治療の歴史と当院の治療成績をふりかえり, また1955年以降行つている空洞直達療法の自家術式について検討を加えてみた. [II. 巨大空洞治療の推移] 巨大空洞の治療に関する文獻は化学療法剤が出廻り始めた1951年頃より多く見られるようになつたが, 巨大空洞例のみを対象としたものは比較的少い.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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