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[I.諸言] 直視下心内手術を目的とする体外循環に関する研究は, 1937年Gibbon1)2)により着手され, 其の後Crafoord6), Jongbloed7), Dennis及びKarlson8)9), Helmsworth14), Dodrill17), Dogliotti19), Mustard20), Melrose21)22), Clowes24)等により多数の実験的研究がなされ, 本邦に於ても戸田62), 井上73), 木本66)67)等により夫々の立場から研究が続けられて来た. 最初の臨床への応用は1951年Dennis10)等により試みられ, 1953年はじめてGibbon5), Crafoord67)等の成功が報告され, 次いでKirkdin25), Lillehei35), Effler43), Levowitz13)．Nelson45), Kay46)47), Dubost50), Cooley51), Lam52)等の発表があり, 本邦でも曲直部70), 木本68), 井上84)等により夫々臨床成功例が報じられ, 織畑等72)は低体温併用により成功した. |
