アブストラクト(7巻3号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 肺切除術の統計的観察
Subtitle :
Authors : 金子兵庫1)2), 河合直次1), 岡田藤助2)
Authors(kana) :
Organization : 1)千葉大学医学部第1外科教室, 2)国立千葉療養所
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 7
Number : 3
Page : 242-253
Year/Month : 1959 / 3
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [第1章 諸言] 肺結核外科療法の理想は死亡率, 合併症がなくて早期に職揚復帰し得られることである. 今まで幾多の変遷をくりかえし, 現在は抗結核剤の発達普及により, 肺切除術が肺結核治療上確固たる地位をしめるに至つたことは周知の事実である. 当国立千葉療養所においても, 昭和27年以降現在まで肺切除400余例の症例を経験した. 私は一応過去をふり返つて反省の資料とするために中間成績ではあるがこれら症例を調査する機会を得たのでこゝに報告する. [第2章 国立療養所の治療成績を左右する一般的因子] 全国国立療養所1)182施設中, 外科療法の行われていない施設が昭和29年度30, 30年度18あり, 実施施設においても肺切除の行われていない施設が数多くみられる.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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