アブストラクト（7巻6号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 重症肺結核症に於ける右室負荷状態の検討 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 山本邦雄, 河合直次 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 千葉大学医学部第1外科教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 7 |
| Number ： | 6 |
| Page ： | 708-719 |
| Year/Month ： | 1959 / 6 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | [(1)緒論] 近年, 重症肺結核の外科療法に対する関心が高まつてきた. しかし, これらの症例では心肺機能障害強く, 多くの危険がある. 重症肺結核症では, 肺機能障害のみならず, 肺動脈圧の亢進により右心に負荷を及ぼすようになり, 所謂慢性肺性心の状態にあるものが多い1）～8）. 一方, 外科療法特に虚脱療法後にも肺性心の多いことが注目されて, 重症肺結核症に対する外科療法を批剣的に見る向きもある9）～12）. しかし, 外科療法が非適応とされていた患者にも, 適応拡大の努力をなすべきではなかろうか. そこで著者は, 重症肺結核症例について, 右室負荷状態の分析を行い, 外科療法の限界について聊か検討を試みた. [(2)検査対象および検査方法 I 検査対象] 検査対象は, 昭和31年11月より昭和33年7月までに, 河合外科教室および国立千葉療養所に入院し,外科治療を必要とする両側性肺結核患者31例である. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
