アブストラクト（7巻8号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 遠隔成績からみた肺結核外科療法の再検討 |
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| Authors ： | 若原隆1)2), 河合直次1), 荒木武雄2) |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 1)千葉大学医学部第1外科教室, 2)長野県立阿南病院 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 7 |
| Number ： | 8 |
| Page ： | 935-950 |
| Year/Month ： | 1959 / 8 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | [第1章 緒言] 肺結核の外科療法は, 古い歴史の中に幾多の変遷を繰返して今日にいたつた1)2)10). 私は県立阿南病院における昭和22年11月よりの肺結核外科療法の推移を取り上げ, その遠隔成績を術前X線像を主体として調査した. 手術施行年次による術式, 適応の相違並びに変遷を知ると共に各手術時期における手術成績を現在の段階から再検討して, 今後外科療法成績の向上に寄与する資料としようとした. [第2章 調査対象及び調査方法] 1)調査対象 調査対象は長野県立阿南病院において施行された手術例のみである. 当病院における昭和32年12月現在の肺結核に対する外科療法の概況は手術総数530例で, うち胸廓成形術（胸成と略す)305例, 肺切除術178例である. その内訳は表1に示す通りである. 昭和22年11月より昭和31年12月までに施行された肺結核手術患者445例中, 術前, 術後X線写眞不備のもの並びに転移術後経過不明の者39例を除き406例, うち胸成術269例, 直達118例につき調査検討した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
