アブストラクト(7巻9号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 肺癌に対する細胞診断に関する研究補遺
Subtitle :
Authors : 野沢有臣, 篠井金吾
Authors(kana) :
Organization : 東京医科大学外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 7
Number : 9
Page : 981-1000
Year/Month : 1959 / 9
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [第I章 緒言] 肺癌の治療が手術的切除によつてのみ保障されている現在に於ては, 早期診断こそ根治への道であることは云う迄もない. 然し現況に於ては早期診断の確定は未だ満足すべきものではなく, Overholt及びSchmidt1)等の報告ではレ線撮影後4.6カ月を経過して漸く診断が確定する状態であり, 我々の統計でも初診より4.2カ月を要している. この様な診断の逞延は, 肺癌の早期症状が他の疾患に類似しており, 然も臨床症状及びレ線所見のみでは診断を確定し難いことゝ診断の根拠となるべき形態学的又は免疫学的証拠を把握し難いことによるものである.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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