アブストラクト(7巻12号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 放射性同位元素P32による肺癌診断法の検討
Subtitle :
Authors : 武野良仁, 河合直次
Authors(kana) :
Organization : 千葉大学医学部第1外科学教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 7
Number : 12
Page : 1307-1318
Year/Month : 1959 / 11
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : [I 緒言] 近年における肺癌の著しい増加にうながされて, その診断にも新らしい方法が導入された1)2)3). 1954年, 河合外科に於て初めておこなわれた放射性同位元素P32による肺癌診断法もその1つである2). 放射性同位元素を悪性腫瘍の診断に応用する考えは, すでに1941年Morshak4)によつて発表されたところであるが, 放射性同位元素に関する知見, あるいは測定器械等の改善に伴つてP32を始めI131, Ga72, Sr89, As74)等, 多くの元素が利用されるようになつた5)~13). しかし肺癌に関しては最も普遍的なP32以外, 有望なものが見出されない現状であるが, 本法はその根拠が特異的なことゝ, 得られる値数が客観性に富むために, 他の推定診断と並んで, 肺癌診断に大きな役割りを果してきたということが出来る2)141)5)22).
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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