アブストラクト（7巻13号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 成人肺門リンパ節の気管気管支壁穿孔に関する外科的考察 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 物部長暢 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 慶応義塾大学医学部外科学教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 7 |
| Number ： | 13 |
| Page ： | 1368-1380 |
| Year/Month ： | 1959 / 12 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | [I 諸言] 肺門リンパ節結核に由来する気管支壁の穿孔については, 古くはGhon38)(1912)が観察し記載しているが1953年にいたり, P. Schwartz19)20)がこの問題に関する詳細な研究報告をおこなつた. それによると肺門リンパ節の気管支壁穿孔が肺結核屍の剖検においてその90%以上に発見されこれをもって慢性肺結核症の成立の主因であると主張した. その後, Brecklinghaus1), Konn17), PeterAxel Fischer18), 足立等50)も剖検例による調査報告を出したが, 気管支壁穿孔の発見率はそれぞれ37.9%, 3.4%, 4.2%, 20.3%, といずれもP.Schwartzの報告より概して低くなっているのみならず, 各報告の間に甚だしい差が認められる. また, Huzly51), Fischer2), Palva33), Popper4), Meug5), Wyso16), 牧野, 神津, 道躰らが気管支鏡検査による穿孔の発見率, 肺門リンパ節結核が気管支壁に与える変化, 穿孔の症状, 後遺症に関し報告した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
