アブストラクト（8巻1号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肺結核症に対する化学療法と虚脱療法との併用に関する実験的研究 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 巴雅爾図, 隅部英雄 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 結核予防会結核研究所 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 8 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 59-77 |
| Year/Month ： | 1960 / 1 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「第1章 緒言」肺結核症に対する化学療法と虚脱療法との併用に関して従来色々な見解が示されている. Woodruff1)は虚脱肺における血流の関係から薬剤の滲透が悪く, 化学療法の効果を阻害すると云い, 熊谷2)は主として空洞性病変に関して化学療法は空洞の淨化をうながし, 治癒を促進することを本質としているが, 虚脱療法は淨化を阻害することを目的としたもので, その併用は化学療法の効果を妨げるものであると云う. 日置3)は気腹療法後 に切除した材料について化学療法と虚脱療法との関係を検査し, 熊谷の意見を支持している. これに反し別所4)は臨床的及び実験的研究から化学療法と虚脱療法とを併用すると互に相乘的効果があると結論した. 著者は家兎を用いて虚脱肺におけるSM滲透の状況を検し, ついで実験的結核症における撤布性病巣及び空洞に対して, 化学療法と虚脱療法との種々なる組合せを行い, 両者の関係を追求した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
