アブストラクト(8巻13号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | Fallot氏四微症における肺の組織学的研究 |
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Subtitle : | |
Authors : | 神保廉, 橋本義雄 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 名古屋大学医学部第1外科学教室 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 8 |
Number : | 13 |
Page : | 1227-1246 |
Year/Month : | 1960 / 12 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第1章 緒論」Fallot氏四微症とは肺動. 脈狹窄, 高位心室中隔欠損, 大動脈騎乘, 右心室肥大の四徴を合併した先天性心奇形であつて, 1672年Stensenの記載に始まり, Morgani(1761), Sandifort(1777), Farre(1814), Gintrac(1824), Hope(1839), Peacock(1866)等が相次いで, その病理学的特徴を敍述しているが, 1888年Fallotが特にこの四つの異常の合併を強調したことから彼の名が附されるようになつた. その後, 病理学者による部検例の報告が多数にみられるが主として病理解剖学的な興味がその中心をなしていた. 近年, 医学の進歩, 殊に麻酔学, 外科学の進歩が本疾患を治療医学の舞台に登壇せしめ, 1942年にBlalock&Taussigが本症に対して人工的に動脈管を形成する手術を提唱し, 以来手術によつてより長期生存を可能とするようになり我々が取扱う心臓手術の中でも最も多い疾患の1つである. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |