アブストラクト(9巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | Premedicationの臨床的研究 |
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Subtitle : | 原著 |
Authors : | 丸山敏夫, 篠井金吾 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東京医科大学外科学教室 |
Journal : | 日本胸部外科學會雜誌 |
Volume : | 9 |
Number : | 2 |
Page : | 105-120 |
Year/Month : | 1961 / 2 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第I章 緒言」麻酔の進歩につれて, 麻酔の利点と共に, その副作用乃至は危険性も大いに考究せられるようになり, 特に麻酔剤の生体に及ぼす影響は詳細に検討しなければならぬ問題である. 麻酔剤には多かれ少かれ副作用があり, これを少くするためにはPremedicationの重要性が諸家により注目される様になつて来た. 即ちMorphin, Belladonna-alkaloidなどは古くから基礎麻酔剤として用いられて来たが, 最近はPhenothiazine系の薬物が発見され, これが薬物冬眠麻酔にまで発展し, Premedicationの新しい方向を与えるようになつた. Premedicationの目的とする処は, 云うまでもなく次の事項である. 即ち, 1)麻酔及び手術に対する患者の不安感を除去すること. 2)患者の基礎代謝を低下せしめること. 3)分泌を抑制すること. ……これは特に胸部手術において気道分泌を少くする必要がある. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |