アブストラクト(9巻10号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 漏斗胸に関する研究(第1報)
Subtitle : 原著
Authors : 松藤和彦, 和田寿郎
Authors(kana) :
Organization : 札幌医大胸部外科学教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 9
Number : 10
Page : 850-863
Year/Month : 1961 / 9
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「第1章 緒言」漏斗胸は, 鳩胸, 扁平胸と共に, 胸廓の奇型の大きな部門の1つをなすものであり, その治療は, 胸部外科に携わる外科医にとつて, 肺, 心臓, 縦隔等に対する外科とともに重要な課題の1つである. そもそも, Xωvη xovδposyεpvorすなわち漏斗胸は, 1594年Bauhinus12)が始めて7才男子における本奇型を観察, 報告して以来, Chone-chondrostrnon, Trichter Brust1), Funnel chest, Sunken chest, Pectus excavatum, Koilostrnia2), Thorax en entonnoir3), Torace imbatiforme4), Pecho en embudo6), Pectus, nfundibuliforme6), Trecht er brost7), Zapatero de Torax8)等と呼称せられ, それと共に, 世界各国においては古くから, その病因, 治療に多大の関心が寄せられてきているが, わが国においては, その成因については単にクル病によるとか, あるいは先天性の奇型と論じられてきているだけであり, またその積極的治療に関しては未だその報告は著者等を除いては全く見られていない.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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