アブストラクト(9巻11号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 人工心肺による体外循環実施下の血液生化学的変動について
Subtitle : 原著
Authors : 本山登, 堺哲郎
Authors(kana) :
Organization : 新潟大学医学部第1外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 9
Number : 11
Page : 961-992
Year/Month : 1961 / 10
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「I. 緒言」人工心肺の人体への応用は1951年に始まり1)2), 1953年Gibbonが人工心肺装置を用い心房中隔欠損症の閉鎖手術に成功3)して以来, 諸家により相次いで研究が進められ, Lillehei4)5)6)7)8)9)10), Kirklin11)12)13), Kay14)15)16)17), Kolff18)19)等により臨床応用の基礎が確立され, 広く応用されるようになつてきた. 我国でも曲直部等20)21), 榊原23)22)等, 木本等24)25)により臨床に用いられている. しかしながら一般外科手術に対比すると未だ危険率が高く, 現段階では人工心肺にも多くの欠点があり残念ながら安易な手術とは言い難い. Lillehei等26)の如く小流量で体外循環が可能であると提唱して以来, 臨床応用が広く実用化の段階に入り, 心臓外科の発展に大きく寄与したことは広く認められている処である.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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