アブストラクト（10巻8号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肺切除の左右別肺機能に及ぼす影響 |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 村井国夫, 和田寿郎 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 札幌医科大学第3外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科學會雜誌 |
| Volume ： | 10 |
| Number ： | 8 |
| Page ： | 245-273 |
| Year/Month ： | 1962 / 8 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「第1編 左右別肺機能測定に関する基礎的研究」「第1章 文献的考察」左右肺を機能的に分割測定しようとする試みは, 最初Jocobaeus-Frenckner-Bjorkmann1)等により1939年に発表された. 即ち彼等は獨創的に1本胴のプロンコスコープを用いて最初1側肺, 次いで他側肺に挿入し検索した. しかしながらこの方法では, 換気諸量が1側肺の測定から他肺側に移るとき変化する為に2)3)両肺を厳密に比較し得ない欠点を有するのであつて, 左右別肺機能は左右同時に行われる事が当然心要なこととしてBjorkmann5)により提案され, それにより初めて双胴プロンコスロープがFrenckner4)によつて試作せられるに至り, ここに左右肺の分割機能同時測定が可能となつたのである. 以来この双胴ブロンコスコープの基礎的な構成を基本に, 幾多の改良が加えられGebauer6), Zavod7), Carlens8), Marsh9), Wright10)により, 被検者に与える苦痛の少い可撓ゴム製双胴カテールに発展し, 完成されるに至つた. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
